【編集長だより】はじめまして、かくかぞくです。
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はじめまして。かくかぞく編集長の大井です。
かくかぞくは「家族を、書く。」をコンセプトに、家族にまつわるエッセイやインタビュー記事などを紹介するメディアとして立ち上げました。どんな家族にも寄り添うことができるメディアへと育てていきたいと思っています。みなさん、どうぞよろしくお願いいたします(※コンセプトページもぜひご覧ください)。
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さて、かくかぞくは、毎回ひとつのテーマに沿ったエッセイやインタビュー記事などを掲載していく予定です。初回となる今回は「今だから言える、家族のこと。」をテーマに、7名の方にご執筆いただきました。
・「みにくいあひるの子」だった私。41歳高齢出産を経て、改めて母に伝えたかったこと
子どもの頃には理解できなかった、親のこと。でも、大人になるにつれ、あのときに親の想いが分かるようになった、という読者の方も多いはず。そんな親への想いの変化をみくまゆたんさんに書いていただきました。ご提供いただいたお写真からもお母さまの愛を感じられます。
ふくだりょうこさんに、ご自身が育ってきた家族について書いていただきました。母と子の苦しい関係の話かと思って読みすすめていると、嫁姑問題だったり、家族関係のなかで生まれる「当たり前」の怖さも垣間みえたりと、いろいろなことを考えさせられます。
・「なんで私はガイコク人なん」 いじめられたその日、母に言ってしまった言葉
中国人のクオーターである山本莉会さんに書いていただいたエッセイです。親に思わず言ってしまった一言を後悔した経験がある人なら、共感できるのではないでしょうか。私自身も読みながら涙が出てしまいました。
お母さまの病気を経て、実感した想いを神埼寧さんに書いていただきました。「ケンカをすることも、笑いあうことも生きているからこそ、だ」という一文が神埼さんとお母さまの関係性を物語っています。
・スーパーマンだった兄へ。あの日、私が伝えたかった本当の想い
どんなに仲が良いきょうだいでも、大人になるにつれてその関係性が変わってしまうことも。異性きょうだいだとなおさらそうなりがちなのかもしれません。ichさんとお兄さんとの関係性の移り変わりに、ちょっぴりせつなさを感じます。私自身も、自分の弟との関わり方を思わず重ねてしまいました。
・半沢直樹の妻・花の言葉で思い出した、「く」の字になっていたときのこと
木奥えむさんに、『半沢直樹』の最終回を見て思い出したという子ども時代のエピソードを書いていただきました。タイトルからはまったく想像できないエッセイです。子どもを育てる親の愛情の深さを感じます。子育て中の方にぜひ読んでいただきたいですね。
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次回は「わたしと、家族と、コロナ禍と」をテーマにエッセイを募ります。
かくかぞくでは、ライターさんに限らず、家族について伝えたい、書き残したいという方から広くエッセイを募集します。書くのが苦手という方には取材して記事化しますので、書き残したいエピソードをお送りください。みなさんからのご連絡、お待ちしております。